私事ですが、今月で、教師になって10年の節目を迎えました。
10年の間に私のレッスンを受講してくださった生徒さん、
どうもありがとうございました。
簡単ではありますが、改めて私の教師キャリア、
いつ、どこで、何を教えていたのかを振り返ってみたいと思います。
最初に教壇に立ったのは、2014年10月、
オーストラリア 中高一貫校及び小学校にて
日本語教師アシスタントでした。
日本語教師になる夢を諦められず、
それまで勤めていた日本の会社を退職して渡豪しました。
学校が休暇に入ると、英語教師の資格TESOLを取得するために
シドニーにある語学学校へ通いました。
(ちなみに、大学生の時に中高英語科教員免許取得と
日本語教師養成課程は修了しています。)
TESOLを取得すると同時に、始めたのがこのカフェトークです。
オンラインで日本人の方に英語を教える傍ら、
オーストラリア 中高一貫校及び小学校にて
日本語を教えました。
1年間の日本語教師アシスタントの仕事を終える頃
次の職場が、イタリア ローマ 日本文会館に決定しました。
2016年8月から会館へ日本語指導助手として勤務するのですが、
その前に、地元大阪市内の中学校2校で
英語科の臨時教師として半年勤務しました。
また、海外からの職業訓練生へ日本語教えたりもしました。
イタリア ローマでは2年間 クラスの中で 日本語を教えました。
初級から中上級クラスまでを担当しました。
また、クラスとは別に、学習者の自律学習を支援する活動を行いました。
この頃から、クラスで教えることの限界と、
一人一人にもっと丁寧に指導したいとの思いが強まり、
帰国後(2018年8月から)フリーランスとして英語・日本語を教え始めました。
自律学習を支援する中で、学習者が伸び悩む時に
教師として何をすればいいのか悩んでいた時にコーチングに出会いました。
2019年10月からコーチングをレッスンに取り入れました。
レッスンを受講する前のコーチングセッションで、
現在の語学学習の悩み・目標設定や 具体的な学習内容を話していただき、
それをお聞きして、学習者一人一人が自分の設定した目標を達成するように、
サポートしています。
コーチングは、レッスンの中では、縁の下の力持ち的な存在です。
レッスンを進めていく中で、生徒さんが感じたこと・考えたことを言語化し、
生徒さんが自分自身で、自分をふり返るコミュニケーションとなっています。
教師として、知識を生徒さんにただ渡すだけでなく、
生徒さんがその知識を受け取ることで、何を考え、感じ、
自分の言語のひとつとして取り入れていくかというところまで見守っています。
言語を教えることは、学習者の言語の背景にある思考や感情に影響を与えます。
生徒さんが自分で言葉を選び、自信をもってその言葉を使って、
誰かと心地よくコミュニケーションできるような学びを
これからも提供したいと思っています。
今後とも言語・コミュニケーションコーチ Lecoを
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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