こんにちは!
Cafetalk日本語講師のKana.Sです。
最近、涼しくなりとても過ごしやすい時期になりました。
この過ごしやすい時期はあっという間に過ぎて、もう少ししたら寒い冬がやってきます。
みなさんは寒くて外に出たくないとき、家で何をして過ごしますか?
わたしは、子どものころから本を読むことが好きでした。
学校では、もちろん友達と外で遊ぶことも好きでしたが、休み時間に図書室へ行って本を読むことも少なくありませんでした。
本は素晴らしいです。
自伝や小説、参考書など、色々なジャンルがありますが、自分の興味があれば、どんな本でも時間を忘れて没頭することができます。
そして、どんな本にも必ず「学び」があります。
さまざまな視点から物事を見る力がつきます。
わたしがこれまでに読んできた たくさんの本の中で、子どもから大人まで、どんな年代の人にもおすすめしたい本があります。
「ダレン・シャン」というシリーズ本です。
児童向けのダークファンタジー小説ですが、怖くはありませんし、児童向けとなってはいますが、大人が読むからこそ深いところまで考えることができる場面もたくさんあります。
あることがきっかけで半バンパイアとなった、ひとりの少年の人生のストーリーです。
実は、わたしはこの本を、欲しくて買ったわけではありませんでした。
わたしがこの本に出合ったきっかけは「当時読んでいた他のシリーズ本の最新刊がなかったから」でした。
当時9歳だったわたしは、世界中で人気のある魔法ファンタジーのシリーズの最新刊を、古本屋で探していました。
しかし、人気なため、なかなか見つけることができなかったのです。
『もうこれ以上待つなんてできない…何か違うシリーズでもいいから、新しい本を読みたい…』
そこで、たまたま、その魔法ファンタジーシリーズの隣に置いてあった「ダレン・シャン」を手に取ってみたのです。
買ったときは、この本に対してあまり期待はしていませんでした。
ですが、読み始めてすぐに「ダレン・シャン」の世界に引き込まれました。
1巻を読み終えてから、ストーリーの続きが気になってしかたなくて、またすぐに古本屋へ走ったのを覚えています。
わたしがこの本に出合ってから20年近く、本好きな人には必ず紹介しています。
そして、実際に読んだ人は、一人残らず「ダレン・シャン」の世界に引き込まれていました。
現在、31言語に翻訳され、39か国で出版されているそうです。
つい、気持ちが熱くなり、長くなってしまいましたが、このコラムをここまで読んでくださってありがとうございました。
もし、少しでも気になったら、だまされたと思ってぜひ一度読んでみてください(^^)
きっと、時間も寒さも忘れて、あなたも「ダレン・シャン」の世界に引き込まれてしまうでしょう。
もちろん、日本語にも翻訳されているので、日本語を読む練習にもなります。
そして、よかったら、わたしに感想を話してくださると嬉しいです(^^)!
あなたと感想を言い合えるのを楽しみにしています。
寒くなってきて外に出たくないとき、これまで読んだことのない、新しい本を読んでみてはいかがでしょうか。
きっと新たな「学び」があるはずです。
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