英語の勉強のやる気がなかなか起きない時、こんなコラムはいかがでしょうか?
英語が早すぎて聞きとれない、何を言っているか全然わからない。
参考書や学習書についているCDは何言ってるか分かるけど、
いざネイティブスピーカーと話してみると全然分からない…。
こんなことありませんか?
しかし、これと同じことを英語のネイティブスピーカーたちは日本人に思うそうです。
日本語を話している奴らのスピードについていけない!、と。
フランスのリヨン大学の研究によると、1秒あたり日本語は7.84音節話しているそうです。
※音節って?
あ・い・う・え・お、これで5音節。 え・い・ご・を・は・な・す、これで7音節です。
一つの音の単位のことです。
では英語は、というと、
1秒あたり6.19音節です。
すごいですよ!日本語ネイティブの皆様。
英語の約1.27倍の速度で話しているんですよ。
1.27倍舌を回しているんです!!
では何故その速さで話せないのか、というと日本語には一つ残念な点があります。
それは情報量です。
文章を書く時に一番短く済むのはベトナム語だそうです。
例えば中国語で『私はあなたを愛してる』と書くとたった3文字。
我愛你←(イ尓) ウォー アイ ニー
日本語は10文字。
ベトナム語を1とした場合、中国語は0.94の情報量。
英語は0.91、日本語はわずか0.49です。
例えば原稿用紙一枚渡されて同じ文章を
ベトナム語から中国語に翻訳すると94%、
英語なら91%分かるところを、
日本語ではたった49%しか伝わらないわけです。
悲しい言語ですね。
なので日本人は1.2倍速で話しているのに内容量は半分なので、
英語に比べると0.6倍速、つまりスロー再生の内容なわけです。
これに慣れていると英語は一気に情報量が入ってくるわけでして、
聞いても脳で情報が処理しきれずに頭がパンクし、
英語が早く聞こえるように感じ、なかなか理解できないわけですね。
だから決してあなたのせいではありません。
英語を話している人が早く話し過ぎているのです。
と、英語話者のせいにしたくもなりますが、
これは訓練次第で速度についていけるようになります。
諦めないで英語の勉強をしていこうと思っていただけたでしょうか?
Comments (0)