nonhaghi Tutor Interview
- Q. nonhaghi先生、こんにちは。まずは自己紹介をお願いします。
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A. みなさん、こんにちは^^
nonhaghiは本名の一部を取って、ひっくり返したもので「のんはぎ」と読みます。私は幼少期をブラジルで過ごしており、ポルトガル語では“gi”と書くと「じ」と読まれてしまうので、正しく読んでもらう為に“ghi”と表記していました。それを、今でもカッコつけて使っています(笑) - Q. 大学在学中に台湾人留学生から発音を習った…とありますが、元々中国語に興味を持ったきっかけはなんだったのでしょうか?
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A. 中国語との一番最初の出会いは小中学校の同級生に台湾から来た友達がいたことです。彼女のお母さんが日本人と再婚して、日本にやってきたのです。その時は自分の名前の読み方を教えてもらったくらいですが、「中国語ってきれいだなぁ」と思いました。高校に入って世界史を選択した私はすぐに中国史の虜になりました(王朝の興亡が興味深かったです)。大学で中国史をもっと勉強したくて教育学部の社会科専攻に進んだのですが、そこで出会ったのが今でも大親友の台湾人留学生です。初めは彼女から台湾の話を色々と聞いて、「台湾は韓国と同じように日本に統治された過去を持つのに、なぜ彼女の祖父母は日本が大好きなのだろう」と、台湾の歴史に興味を持ちました。台湾の歴史を勉強しながら台湾人留学生や、元々興味のあった中国の留学生と交流している内に、やはり「中国語は美しいなぁ」と思って「自分も話せるようになりたい!」と思うようになりました。
- Q. 台北での生活が気になります!観光客にも人気の都市ですが、実際住んでみてどうでしたか?街のことや暮らしのこと、教えてください。
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A. した(笑)(日本ではPUSHで流すのに、台湾では-たまたま私の使用したのが、かもですが-PULLでした)約1カ月の滞在期間中、毎週末台風が来て結局台北市内と友人の家の近所しか観光できませんでした^^;でも空港に降り立った瞬間、得も言われぬ解放感が押し寄せてきて「私の生きる場所はここだ!」と思いました。また、夜市で蚵仔煎(ガイドブックには「牡蠣のオムレツ」と紹介されています)を食べて、「この20年、私は何を食べてきたんだ!」という衝撃も受けました(笑)幼少期をブラジルで過ごしただけで小学校からは日本で生活していたのに、なんとなく日本で息苦しさを感じていた私はこの時の解放感と蚵仔煎の美味しさ、この2点で将来台湾に移住することを決心したのです^^;大学を一年休学して北京に留学していた頃は親のお金で行っていたこともあって、あまりまじめに授業に出ず、テレビで中国語の勉強をしていたと言った方がいいかもしれません(笑)北京市内をあちこち散策したり、時には普段よりも堂々と授業を休んで国内旅行に出かけたりしていました^^;一番感動したのは黄河を間近で見た時かもしれません。
- Q. 中国語初心者の方におすすめのレッスンはどれですか?
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A. 私のレッスンは殆ど発音中心なので、「きれいな発音に直そう!」以外、みな初心者向けです。「会話しながら発音チェック!」と「発音記号徹底マスター!」の違いは、前者は会話表現を軸に発音チェックしていく感じで、後者は発音記号表を軸にその発音の漢字を使った表現を少し織り交ぜて勉強していくというスタイルです。「コツコツ受験勉強するのが苦でない」というタイプの生徒さんは、後者のレッスンでともかく発音を完璧に覚えてしまえば、後は独学でも中国語を習得できるようになると思います。「発音記号表ばかり眺めているなんてつまらない!」というタイプの生徒さんには前者のレッスンがお勧めです。
- Q.nonhaghi先生のレッスンと言えば、発音のイメージがありますが、日本人が中国語の発音を身につける上で、大切な事はなんですか?
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A. 中国語に限らず、日本人は外国語を勉強する時、発音をカタカナ表記してしまいがちです。これは絶対に止めるべきです。日本語には無い音を覚えるのですから、日本語の音は忘れて下さい。
- Q. 最後にカフェトークの生徒へメッセージをお願いします。
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A. 言葉というのは意思疎通の1つの手段です。ですから、正直「通じればそれでいい」と思います。通じて嬉しい、楽しい、それが言葉を学ぶ一番の喜びであり、原動力となるのですから。ただ、人は欲深いもので、通じたら今度はもっと自分の思いを伝えたくなります。それも徐々に「思ったことをそのまま伝えたい」→「もっと理解して欲しい」→「言うことをきいて欲しい」→「勝ちたい」となっていきます・・・最後は私だけかもですが(笑)