しばらくご無沙汰しておりました。
日本での所用も済み、ようやくイタリアへ戻ってまいりましたが、
連日、霧・霧・霧。
クリスマスにはようやく晴れましたが、週明けは雪になるそうです。
日本も寒かったけれど、イタリアはもっと寒く、冬の装備がまだまだ足りません。
さてさて、2014年ももう終わり。
今年1年皆様にとってどんな一年だったでしょうか?
私はオーストラリア→日本→イタリアととても移動の多い一年で、
日本に帰ってきたときは、自分の日本語能力の劣化に驚き、話すときにはものすごく注意して話していました。
うっかり乱暴な日本語を使っていた自分にとても驚きましたね…。
その後はイタリア語の勉強へとシフトしていきましたが、なかなか覚えられません…。
英語の時はもう少し覚えるの早かったのになぁ…と思いながら日々悪戦苦闘です。
さて、ハーバード大学の研究で面白い記事を見つけたのでご紹介します。
ハーバード大学の卒業生の卒業時、目標を設定しているかどうか、
さらにその10年後にどのような人生になっているか、を調査したそうです。
卒業時は、
84%が明確な目標設定はしていない
13%が目標設定はしたが、紙には書いていない
3%が明確な目標と具体的な計画を紙に書いている
という状態でした。
10年後は、
84%の目標を決めていない人の年収を1とすると、
13%の目標を決めたが紙に書いていない卒業生は上84%の学生の年収の2倍
3%の目標を紙に書いている卒業生は上84%の学生の年収の10倍
という結果になったそうです。
この結果は平均なので、たまたま、とは言いづらく、
目標設定を具体的にして、紙に書くことは
効果がある傾向にあることがわかります。
収入に限らず、何かを成功させたい場合同じことだと思います。
英語の勉強など語学の勉強は特に成長が分かりにくいものです。
1か月前を比べようとしても、その時のコンディションが悪く、テスト結果が良くなかった、などということもあります。
5年前の自分と比べたりすれば、それ相応に英語の成長もわかるものですが、
なかなか初心者の方にはつまらないことなのかなと思います。
私もよく生徒さんに言いますが、目標を持ちましょう。
どんな目標でも構いません。
大きな目標を持ち、それに向けて小さなゴールを用意します。
例えば、ハリーポッターを原書で読みたい!という目標に対し、
一日に単語を20個ずつ覚える、でも構いません。
TOEIC600点突破したい!であれば、
年に4回テストを必ず受ける、今400点だから1回50点ずつアップを目標にする、でもよいし、
英語の曲を歌いたいから1日3回は歌詞を見ながらカラオケする、でも構いません。
大切なのは、常にそれをどこか心の片隅にとどめておくことです。
通勤・通学の音楽を邦楽ではなくて洋楽にするのもいいでしょう。
普段移動中はヤフーニュースを読んでいるところ、それをニューヨークタイムスの記事に変えるのもいいことだと思います。
ストレスなく英語の勉強ができることが英語上達の第一歩です。
今年一年の自分の学習の成果を振り返り、その反省を来年是非生かしてみてください。
それではよいお年を。
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