Romi Tutor Interview
- Q. Romi先生こんにちは!簡単に自己紹介をお願い致します。
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A. 皆さんこんにちは!講師のRomiです。2014年3月末にCafetalkに仲間入りしました。講師としてだけではなく、生徒としても利用させて頂いています。 16歳の時に初めて交換留学生としてアメリカ現地の高校に通った時に、日本との学校教育の在り方の違いに驚いたこと、そして帰国後、灰谷健次郎先生著書の本に揺れ動かされたことがきっかけで、教育に携わる仕事がしたいと思うようになりました。と言うと何だか履歴書の自己PRのようで堅いですが、ウソじゃないです、これが講師を目指し始めたきっかけです(笑)。
- Q. 現在イタリアにお住まいですが、住んでいる街について教えてください。
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A. イタリア中部アドレア海側に位置する、アブルッツォ州キェーティ県に住んでいます。北へ15キロでアドレア海、また背後には標高2500m級のマイエッラ山塊とグランサッソ山という、海・山に囲まれた、自然豊かな地域です。 山の恵みである美味しい水を活かした産業が盛んで、日本でもお馴染みのパスタのブランドDe Ceccoや Delverde の本社は、このAbruzzoに本社を構えています。 また、ここ数年、このAbruzzoで作られているMontepulciano D’Abruzzoという赤ワインが世界的に認められるようになってきました。 アグリツーリズモが盛んで、特に夏になるとヨーロッパ各地からバケーションを過ごしに観光客が訪れます。 日本人観光客が必ず足を踏み入れる地域ではありませんが、歴史的には、日本とちょっとした繋がり(?)があります。日本という国の存在を初めてヨーロッパ(イタリア)に知らしめた天正遣欧少年使節は、ここキェーティ出身のアレッサンドロ・ヴァリアーノの発案によって実現しました。キェーティの町中に彼の銅像も建っていて、彼の日本での功績についても刻まれています。彼の出身地というだけなので無理矢理こじつけた感は若干否めないですが(笑)、そんな歴史的な関わりがあると知ると、ちょっと親近感がわきませんか?
- Q. お休みの日の過ごし方を教えてください。
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A.残念ながらまだ車を持っていないので若干引きこもり気味な休日ですが(笑)、日曜日にはほぼ必ず近所のマーケットに行って新鮮な旬の野菜や果物を買ったり、時間がある時はカメラを片手に遠出したりもします。
私が住んでいるところは見晴らしが良く、夕日がとにかく神秘的で美しいので、休日に限らず天気が良い日の夕方から夜に移り変わる時間帯は、音楽を聴きながらたいてい一人でウォーキング/ジョギングをして、暗くなりきるまで外をうろついてます。何か文字にすると怪しい人みたいですね…(笑) - Q. 先生自身もイタリア語を勉強中とのことですが、どういった方法で勉強されていますか?
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A. 約1年前にこちらに移住するまでイタリア語は勉強したことが無く、ほぼ全く話せませんでした。 どの言語習得にも言える事ですが、その言語が話されている国に行ったからと言って、決して自動的にその言語が身につくわけではありません。もちろん現地に行けば必然的に接触量が増えるので、上達スピードは速いかも知れませんが、やはり地道に問題集などを使ってある程度文法を学び、単語や表現を頭にたたき込む必要があります。特に私の記憶力は絶望的なので、聞く・話す・読む・書くという作業をこなして覚えるようにしています。 楽しみながら行っている事は、好きなドラマを使った音読です。ドラマのエピソード一つを観て、分からない表現や単語はノートに文章毎書き出します。この単語ノートはその単語を覚えるまで繰り返し書いて覚えます。聞き取れ無い箇所は一時停止し、巻き戻して何度も繰り返して聞き、リピートもしくはオーバーラッピングを行います。その後、別のエピソードに進み同じような作業を行い始めます。 少しリラックスしたいときに前に学んだエピソードを再度観て、オーバーラッピングやシャドーイングを行います。螺旋階段を昇っていくように少し昇っては復習して…という方法で学習しています。他にも、どうしても覚えられない単語はPostitに書いて、覚えるまで家中の目に付くところ(テレビの縁や洗面所の鏡など)に貼り、気がついたら声に出して言ったり、iPhoneアプリを使って自分の単語帳を作ったり、Cafetalkでレッスンを受けたり…と、無理せず、その時の気分に合わせてまんべんなく学習しています。
- Q. 『音読・サイトレ・ディクテーション』レッスンについて教えてください。このレッスンはどのような方向けでしょうか?
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A. このクラスは、「書かれている英語の意味は分かるけど、音だけになると何と言っているか分からない」「より自然な会話表現を身につけたい」「カタカナ英語から脱出したい」「楽しみながら単語や表現を覚えたい」という方にお勧めするクラスです。 レッスン中に30秒〜2分の会話文やスピーチを聞いて頂き、スクリプトを見ずにリピート練習をしたり、発音やイントネーションの確認をしたり、瞬間英作文をしたり、ディクテーションをしたりして、「何となく分かる→100%聞きとれて、ほぼ同じように言える」ように耳・口・舌のトレーニングするレッスンです。 オンライン教材やPodcast,市販のテキストの音源を使い、よりわかりやすいように自分で教材を作成し、それをPDFにして生徒さんにお送りしています。 レッスン中は、生徒さんそれぞれ十人十色なので、その生徒さんが特に苦手としている部分 (発音、イントネーション、文法etc)を重点的に行い、レッスン後はPDFと音源を使って自己学習をしていただき、次のレッスンの始めにきちんと前回のレッスン復習をされたかどうかチェックをしてからその日のダイアログに移ります。
- Q. レッスン紹介にもある通り、みっちり勉強できそうなレッスンですね!おすすめポイントを教えてください。
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A. 音読は、一人でも出来る学習法ですが、正しい発音やイントネーションで音読できているか、ただ並べられた文字を読み上げるだけでなく、きちんと意味を噛みしめながら、気持を込めて読めているか、実際に学んだ表現が使えるようになっているか…というポイントを抑えて初めて活きると思っています。 ですので、こちらのクラスで正しい音やニュアンス、そのフレーズが持つ意味を学び、レッスンが終わってからも、完全に自分の物にするまで、毎日発話練習することをお勧めしています。1回のレッスンをベースに、リスニングやスピーキングの自己学習の癖を付けて頂けることが、おすすめポイントです。 その他の詳しいレッスンの流れは、クラス詳細ページをご覧下さい。こちらのクラス詳細を読むと、かなりハードなイメージを持たれるかも知れませんが、実際は、その生徒さんのニーズに合わせ臨機応変に対応し、世間話を盛り込みながら、楽しく気楽にやっていただいています(と勝手に思っています笑)。
- Q. 最後に、カフェトークの生徒へメッセージをどうぞ!
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A. いつもレッスンを受講頂いている皆さん、ありがとうございます。 まだ講師として未熟ですし、こちらののネット環境がレッスンの邪魔をする事もしばしばですが、皆さんのご理解のお陰でここまで継続出来ています。これからもより良いレッスンが出来るようにして努力していきますので、どうぞ宜しくお願いします。 ご無沙汰の皆さん、人生色んなタイミングがあると思うので、また気が向いたら気軽に復活してくださいね。いつでもお待ちしております。 まだお会い出来ていない方々、リスニングとスピーキングで悩んでいる方々は是非一度試して見て下さい。 語学の習得は、自分に合った学習法を見つける事から始まります。私のやり方がもしかしたら合わないかもしれないし、もしかしたらしっくりくるかもしれません。色んなやり方を試して、自分のベストな学習法を見付けて下さい。