「なんで文法書や一部のテキストは、現実味のない例文が載っているのだろう?」
これは英語学習者としてもずっと感じてきたことで、カフェトークで高校生の勉強をみていると「かわいそう。。。」と思ってしまうことがあります。
A whale is no more a fish than a horse is. クジラは馬と同じく魚ではない
この非現実的な例文を「クジラ構文」といい、受験英語の悪い例と言われてきたものだそうです。
『英語のハノン』の特徴の1つは、例文が日常ですぐに使えるものが多く載っていることです。よくありがちな「ネイティブならこんな言い方するよ~」と一部の若い人達だけの表現ではなく、上級者だけしか知らないものでもなく、口語で普通によく使われているのに学校では習わないようなフレーズが学べます。
上記の no more ~ than の構文も、もっと現実的な例文が載っています。(英語のハノン中級 p167)
現在継続してくださっている生徒さんは、通勤途中で練習されているそうです。電車内でマスクをしているのであまり目立たくてちょうど良いとか。
1つのドリルが1~3分ですので、外出中や家事の合間のちょっとしたスキマ時間を使って練習できます。日頃の口慣らしトレーニングとして、初中級以上の方の独習にぜひ使って欲しいテキストだと思っています。
回應 (0)