どうせ自分なんて!! 自分は愛されるはずがない!! 自己否定のメカニズム②

Yuki.Kyoto

こんにちは♪

エンパワlabo 氣功師の有岐です♪


 
どうして自己否定が出来たのか?~その原因~


「自己否定」ある赤ちゃんはいませんよな?

「生まれてこなければよかった。。他者は怖い(;´Д`)」と思っていると怖いですよね??

 

そうなんです。実は、こう言った概念は幼少期からの周りからの影響にあります。

前述したように、もともと私達は幼い頃は誰かの庇護がないと生きていけません。

また、親子や先生と生徒、上司と部下といった変える事の出来ない上下関係がある場合、人間は相手からの言葉を鵜呑みにし、自分の中心まで入り込んでしまいます。

メカニズムを知識として知る事で「なんだ、そうだったのか、自分自身の存在が悪でなく、生きる為に創って来たものなんだ!」と納得できるかと思います。

 

①支配的な親、コントロールする親、過保護の親から育てられた場合。


まず、知って頂きたいのは「子育て中の親も若く、未熟である」という事。

親自身もその親から「こうでなければいけない」「世間に迷惑をかけるな」といった社会の概念によって育てられてきました。

その結果、親の中に「善悪」「上下」「優劣」に基づく概念が沢山刷り込まれています。


物事に常に「黒か白」で判断(ジャッジ)して、自分が社会で体験して成功しうまくいった事を「これが正しい事だ!」とマイルールを完成させて、それに従って生きています。

それが今、自分以外の他者にも「余計なお世話」として無理強いしているのです。

 

「これが正しいからこうしろ!従わないならこの家に住まわせないぞ!」と無言の圧力をかけます。
子供は「親に気にいられないと生きていけない」という感覚になります。


その強迫の中で出来上がるのが「他者に認められないと生きていけない」といった概念です。それが成長すると、親から他者に変化するだけです。

 

過保護も場合も同様です。

自分が苦い経験をしたからこそ、子供にはそういう思いをさせたくない!という思いから、ついつい転ばないように道を作ってしまうのです。

ところが子供は、「自分がしたい事をことごとく親は否定する」「自分を全く信用していない」と、自分の存在を否定されたように思い込みます。

 

②親から否定や言葉の罵倒、身体的暴力・虐待があった。

 

親からの否定、これは誰しもある事とと思います。

「お前はいらない、言う事を聞かないをこの家から出ていけ」

親から「見捨てられるかもしれない」という傷を作ります。

 

子供は生存の恐怖を抱きます。それを回避しようと常に親の目を気にするようにな

り、成長すると世間や社会に対して同じ感覚を持つようになります。

この「見捨ての傷」は親の無関心からも作られます。

 

現代は教育費、子育てに費用がかかります。

昭和の初め、母親の多くが専業主婦だった事をご存じでしょうか?

子供が学校から帰ると、多くの母親が家で帰宅を待っている事が出来ました。

現在はどうでしょうか?

核家族の家族が普通になり、学費や固定費に昔より多くの費用が必要となり、両親共働きが普通になっています。

(*ここでは女性性の社会的立場の話ではありません。)

時間や毎日のルーティンにおわれて、忙しく日々を送っているかもしれません。

私達は皆、家族のためにと思って生きています。

 

子供はそんな状況は理解できないのです。

ただいつも一人で、

「自分が親と関われていない、共感してもらっていない」

「自分の存在を認識されていない、視線の中に入っていない」

と感じてしまうのです。

 

子供が勝手に感じてしまう「無視」は、言葉や身体の暴力より辛い事なのです。

それは、「自分の存在を否定される」つまり、生きる事を否定されたと感じるからなんです。

 

親がいつも仕事に逃げている、自分は無視されている、全くかまわれていないと子供が感じてしまう場合、「自分は生まれてこなければよかったんだ」「自分は邪魔者なんだ」という認識を持つようになります。

自分は必要でない、「いない存在なのだ」という感覚を強く持つようになります。

これが自己否定に強く影響します。

 

親は仕事で傍にいなくても実はいつも子供の事を一番に愛し、心配しています。

でも「傍える」事の出来ない現実によって「見捨ての傷」はできてしまいます。

ここまで読んで、そうだったのか!と認識する事ができ、

実際自分は「存在を否定されていなかったんだ!」と理解できれば、妄想から概念を作り上げていたのだ、という事に気づいて頂けるかもしれません。

 

③条件付きで愛された。

 

自己否定に気づかずに、苦しい思いをしている方の中に多い原因です。

親はそこそこ普通で家庭環境も複雑でない。

なのに、大人になって自分軸で生きる事が出来ずに他人の視線や評価ばかり気になり、毎日生きるだけでも体が疲弊する。。。体調もすぐれない。

自分は人生の中でそこそこ頑張って来たし、出来る事もある、能力もある、お金も困る状態ではない、自信もそこそこある。

なのにどうしてこんなに疲れやすくて、体調を崩しやすいのか?

 

これは、幼少期に「ありのままの自分」を受け入れてもらえず、「いい子の自分」であれば、条件付きで愛されたという場合です。

それは、10代、20代の恋愛や結婚でもそうかもしれません。

「ありのままの自分」でなく、「これが出来る自分」だからこそ相手が自分を選んだ、といった場合です。

相手が望む条件に合った場合だけ受け入れてもらえたという事です。

 

どうですか?

常に自分は相手の期待の条件の沿った「いい子」を演じ続けなければならない。

すごくつらいですよね。

 

勉強が出来て、いう事を聞いて逆らわずに、波風立てずに「いい子」の状態を続けていくしかない。

そうすると、「いい子」以外の自分の演じ方がわからなくなる。ありのままの自分が誰なのかもうわからなくなってしまう。

本来の自分を「無かったこと」にしてしまっているのです。

そして、本当はどう生きたいのか?本当は何をしたいのか?が

わからなくなってしまうのです。

 

「こうでなければ、自分は生きていけない」という条件なしの自分でも死にません。

 

職業、立場のレッテルがなくても、そのままでも本当は大丈夫ですよ。

相手の過剰な期待に応えて生きてきた。。。もう大丈夫。

長年の仮面を外すのは怖いですよね。

少しずつで大丈夫。

まずは自分が嫌な事を「NO」と言ってみてください。小さい何気ない事からでいいのです。少しずつ、「あ、出来た。。。」と感じてくるはずです♪

 

③自己犠牲

 

自分だけが幸せになってはいけない、そう思っていませんか?

これは、自分のことより家族の心理的な面倒を見てきた方に多くみられます。

自分がしたい事は脇に置いておいて、家族の事を最優先して考えなければいけないと、犠牲的に生きていませんか?

 

自分の中に「こんな事をしたい」という思いはあっても、自分が自由にそんな事をすると、周りが困ったことになってしまうを思っていたりしませんか?

 

私自身がこの自己犠牲がありました。

そう思って生きてきた私に娘から「いつも忙しくてイライラしてるママより、好きな事をして笑っているママの方がいい。」と言われてはっとしました。

自分が犠牲になって「こんなに私が頑張っているのに」「家族のために!」と良かれと思ってしていた自分。

実は、娘にはそんな私の犠牲は必要でなくて、自分のそばで笑っていてくれる存在が一番必要だったのです。

こんな簡単な事がわからずにいたのでした。

 

④いじめられた経験(自己卑下)

 

親や会社や学校でいじめにあってきた方は、自己卑下の概念を創り出します。

そんな風に他者から扱われる自分が悪い、自分責めをしてしまいます。

なぜなら、「どうせ自分が悪い事が原因なんだ」と思う方が楽だからです。

自分の内面に向きあう覚悟がどうしてもできないのです。

向き合うと、自分が臆病なのが自覚してしまうからなんです。

 

大丈夫です。

誰でも皆、臆病です。人間は「怖れ」を常に感じるような脳の構造をしているのです。怖れや恐怖を感じているあなたが正常です!

子供から見たら親や上司、立場のある方を見ると、まるで「怖れ」がないように見えるかもしれません。

でも違うんです。

怖れのない人は存在しません。

 

今回はここまで??

 

 

 エンパワlabo 〜潜在意識 x 波動氣功〜 (canva.site)

 

 

 

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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