ガレットデロワを家で作ってみた!

Shibashiba

1月6日は東方の三博士が幼子イエスを訪れたとされる日。

食いしん坊にとっては、ガレットデロワの日でした!

最初は電車で買いに行くつもりだったのですが、それこそ不要不急の外出かと。急遽、家で作ることに。

というか、正確には、「ガレットデロワもどき」を作ってみたと言うべきですね^^;

家の近くで材料を調達。

1 パイ生地

2 アーモンドペーストの代わり

3 中に入れるフェーブ

これで全部。

パイ生地は冷凍ものでよしとする。

アーモンドペーストは、子どもがお腹が痛くなることが多いので、ほかのもので代用したいと色々見たのですが、なかなか決まりませんでした。

ジャム?-いや、さすがに却下されそう。

いっそのことアップルパイにしてしまおうか?-いや、それも却下だろうな。

チョコレートパイならいいかな?特別感を出すために、ホワイトチョコレートで作ってはどうだろう?

しかし、デザート作りに良さそうなホワイトチョコは見つからず。

困ったときのカルディさん。

これだ、と直感したの「イチゴバター」なる商品。

後は肝心のフェーブだ。

フェーブとは、フランス語でインゲン豆など豆のこと。かつてはガレットデロワの中に堅いままのインゲン豆を隠し、豆が入った部分が当たった人が、その日のロワ(王)となる遊びでした。

だから今でも、ガレットデロワを買うと、紙で作った王冠がついてきます。

今は、様々なデザインの小さな瀬戸物が入っています。

今回はインゲン豆にしちゃおうかな?いやいや、子どもにはもう少し愛嬌のあるものを・・・

瀬戸物屋さんでかわいい箸置きを見つけました。もちろんフェーブには大きいのですが、間違って飲み込んじゃうこともなさそう。

型にパイ生地の半分を敷き、オーブントースターで空焼き。

イチゴバターを塗ってフェーブを乗せ、上からさらに生地を乗せると・・・そこに何かあるのがありありと分かってしまう(-_-;)。まるで毛布をかぶってるみたい!

焼けば膨らんで分からなくなるかも?

はい、何とかなりました。よく見ればすぐわかるけど(-_-;)

手作り感ありすぎのガレット。

(手作りとか言って冷凍パイシート使ってる(-_-;)

子どもがフェーブを当てました。


簡単ですが、おいしかったです!

ガレットも食べたことだし、クリスマスの飾りも片づけないとね。


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Shibashibaは、英語、フランス語のレッスンのほか、日本語の読解力や文章力のレッスンもしています。

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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