「やたらと」母音を伸ばさない!②:自然なイタリア語のために④

ARI T.

どうも!

「カタカナ発音を撲滅し隊」隊長ARI T.です!


「『やたらと』母音を伸ばさない!」第二弾。

念のために改めてメンションしますが、

「やたらと」です。

「伸ばすな」とは言ってないんだな。

重要なのは、

アクセント位置で

母音を伸ばすのが、

正しい発音と思わない
ことです。

あれはですね、

「伸ばそう」と思って

伸ばしているんじゃないんです。

伸びちゃってるんです。

そして

伸びちゃうことが結構多いんです。

だから「必ず伸ばす」と勘違いしちゃうのかな?

いや、それだけじゃないと思う。

むしろ前回書いた、

あなたの脳が

ちゃんと機能している
から
だと思います。



これ、単語にもよるのが難しいところ。
アクセント位置の母音が
伸びる傾向の強い単語もあるし、
そうでない単語もある。
そして両者とも、
必ず伸びるわけじゃない。
だから「やたらと」伸ばさないことを
基本としておくと良いんです。


要はですね、

「伸ばそう」としちゃいかん、

「アクセント位置では母音を伸ばす」

と盲信しちゃダメってこと。

それを一言で言ったのが

「やたらと母音を伸ばさない!」

 

っていうことね。


イタリア語っていうのは

前単語に決まったアクセント位置があって、

それを常に表現します。
その時々で強弱はあっても
絶対に表現します。

そのアクセント位置で、

いちいち伸ばしたり、
音を上げたりしていたら、

め〜〜〜っちゃくちゃ、

常に大袈裟に話す変な人になっちゃう。



 


もちろんARI T.も
話すとき、
アクセント位置の母音が、
伸びることはありますが、
伸ばそうと思って
伸ばししているわけじゃない。

ちゃんとアクセントを置いて、
↑これが最重要事項
ゆっくり話したり、
感情を込めたり、
その時々のシチュエーションで
伸びることはある。
いや、かなり多い。
ショーの司会者が
意図的にめっちゃ伸ばすこともよくあります。
TPOに合っていればいいんです。


と、タイトルの説明で

十分な長さになってしまったので、

次回こそ!

脳がちゃんと機能しているから、

伸ばしちゃう!?
抑揚つけちゃう!?

の真相について。


お楽しみにぃ〜♪(!?)

  続きはこちら→自然なイタリア語のために⑤
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